注文住宅を建てるまでの流れや支払いスケジュールをチェック!
これから注文住宅を建てたいと考えている人で、どのようなスケジュールで進行していくのか知りたい人に、今回の記事はおすすめです。注文住宅を建てるためには1年以上前から準備することが求められています。色々としなければいけないことがあるので、後回しにせずに取り組みましょう。
注文住宅を建てるまでの流れ
まずは、予算を決めるところからスタートします。予算オーバーにならないようにするために、細かい費用も見積もっておきましょう。
予算を決める
最優先で考慮しなければいけないのが予算です。住宅ローンを利用して注文住宅を建てるときは、毎月決まった金額を支払い続けなくてはいけません。ローンのなかでも期間が長いので、支払い続けられるかどうか考えましょう。また、ライフイベントを考慮しておくことで、無理な買い物をしなくなります。子どもの進学や老後に備えたリフォームなども考えておきます。
情報収集
インターネットのポータルサイトや不動産会社などで情報収集します。漠然と家を建てるというイメージしか持っていないと具体的な行動に移せません。モデルハウスの見学に出かけてイメージアップを図りましょう。不動産会社やハウスメーカーでは無料で相談会も開催しています。
土地探し
あらかじめ決めた予算の範囲内で土地を探します。この際、土地代と建物代を合わせて建築費になるので、土地代に多くの費用を割かないようにしてください。また、自分でインターネットのポータルサイトや現地に足を運んで土地を探す方法がありますが、時間がかかってしまう可能性があります。できる限り、土地探しもサポートしている建築会社に依頼するか、エリアを絞って土地を探すようにすると時間を節約できます。
建築業者を探す
全国にあるハウスメーカーや地元密着型の工務店など、それぞれの強みと得意を持った業者がたくさんいます。自分が理想とする家を建ててくれそうな業者を選択しましょう。この際、予算オーバーにならないように気を付けることに加え、複数の業者に見積もりを依頼してサービス内容を比較しましょう。
間取りの設計と見積もり
オーダーメイドの住宅やセミオーダーメイドの住宅であれば、間取りの設計を担当者と行います。建築士などが建築模型を制作して顧客に提示してくれるので、デザインが気に入ったときは見積もりを依頼しましょう。
住宅ローンの仮審査
本審査の前に住宅ローンの仮審査が始まります。業者のサポートを受けながら準備を進められますが、金融機関からの連絡はできる限り早めに返信するようにしてください。
契約の締結および住宅ローンの審査
業者と契約を締結した後は、工事が開始されます。そして、金融機関と住宅ローンの審査を契約します。
着工
完成日から逆算して工事が開始されます。予備日が設けられているので、悪天候が続かない限り予定通り工事が進むでしょう。
完成および引き渡し
住宅が完成すると、施主と業者で最終点検を行います。問題なければ、鍵を受け取って引き渡しとなります。
注文住宅の引き渡しまでにかかる期間
時間には余裕を持っておきましょう。不測事態が発生することも考えられるからです。
土地探しから始める場合
10~18か月前から行動するようにしてください。土地探しの時間も確保する必要があるからです。いきなり行動を起こすのではなく、日頃から情報収集しておくとスムーズに行動できるでしょう。
土地を所有している場合
10~12か月前から行動するようにしてください。ただし、現在の家を取り壊して新しい家を建てる場合は、これより前に行動する必要があります。自分の状況に応じて期間を設定してください。
注文住宅の支払いスケジュール
一括で支払うことを求めてくる業者には注意が必要です。特に、着工前に一括で支払うことを求めてくる業者は悪質なのかもしれません。
3~4回に分けて支払うのが一般的
仮契約、工事請負契約、着工、竣工のタイミングで支払うのが一般的です。住宅ローンを利用する場合でも、仮契約で費用を支払う必要があります。ある程度まとまった金額は用意しておきましょう。
注文住宅を購入する際に必要になる書類
詳しい内容は不動産会社から伝えられます。市区町村役場に請求しなければいけない書類もあるので、早めに準備しましょう。
主に必要となる書類
土地を所有している場合は測量図の準備が必要です。また、住宅ローンを利用して注文住宅を購入する人は書類を準備しなくてはいけません。主な書類は、本人確認書類、所得証明書、住民票などです。市区町村役場で手に入る書類がほとんどですが、間取り図なども必要になるので、建築業者のサポートも受けることになりそうです。
まとめ
家作りの流れで分からないことがあれば、これまで注文住宅を建てたことがある人に相談してみましょう。このようにしておけば良かったと後悔していることがあれば、しっかりヒアリングして自分も同じようにならないように気を付けてください。また、土地探しから始める人は、土地探しもサポートしている建築業者に依頼するとスムーズです。ワンストップで対応してくれるので困惑することがありません。予算オーバーには気を付けましょう。